音をたてない「猫足歩き」のすすめ🐾
2026.01.15
スタジオに来てくださる方、公民館のヨガサークルのメンバーの方などから、よく質問されることがあります。
「先生は、どうしてつま先立ちでいつも歩いているんですか?」
私はヨガを教える場所にいるとき、かかとを少しだけ床から浮かして“ちょっとだけつま先立ち”で歩いているようです。自分では無意識にやっているので、聞かれるたびにちょっと考えてしまうのですが☺
そういえば、なんでかなー…とちょっと考えてから、こう答えています。
「足音を立てないようにしているんです」
ほぼ無意識でやってしまっているので…足を鍛えよう!とか、健康のために!など考えているわけではないのです。
ただ単純に、昔から音をなるべく立てない「猫足歩き」が癖になっている…だけなのです。
でも、皆さんに「何かの健康法なのかと思った☺(笑)」といわれるので、
「そうかー…そんな考え方もあるかも」と思えてきました。
そして、よーく考えてみたら、じつはかなり全身をバランスよく使える動きだったと判明(?)しました。具体的には
・下半身全体の筋肉
・体幹のインナーマッスル
をうまく使う練習になっているのです。
身体の構造としては、まず「腸腰筋」といわれる体幹のインナーマッスル。脚全体を身体の中心に引きつけ、重力に負けてドンッと下りないようにコントロールします。
次に「お尻の筋肉」。とくに“中殿筋”という筋肉が、左右の骨盤を水平に保ちます。ここがメインで骨盤が重力に負けて落ちないようにはたらきます。
前足を地面についた瞬間は、足裏からひざ下の筋肉群・足裏のアーチ構造がクッションとなって「足音(身体の重さ)」を吸収します。
次に、前に踏み込んだ脚全体に体重がのり、うしろの足が地面から離れます。このとき、お尻の筋肉(中殿筋や外旋筋群)、前もも(大腿四頭筋)、内もも(内転筋群)、裏もも(ハムストリングス)がはたらき、歩行時の“静かな体重移動”をつくります。
この間、おなかの奥の筋肉(腹横筋)も同期してはたらきます。やんわりと腹圧が奥のほうに入ることで、身体の中心から末端へ…という運動連鎖が起こります。
この腹横筋が働いているがどうかは、”呼吸と同期してお腹が薄くなっている(または平らになっている)”かどうかが指標になります。(👉ここが一番のポイントになります!)
…ここまで書いて、改めて
「猫足歩き、いいかも…」
と思いました。🐱
簡単でどこでもできるし、とくに“身体の中心から末端へ”…という身体の動かし方はヨガやピラティスだけでなく、すべての日常動作やスポーツの土台となるものです。
じつは、このような体幹のインナーマッスル主導の動き方は、アウターマッスルの力みを和らげる効果があります。
素晴らしいことに、その状態が身体にインストールされることで、なんと「自律神経がととのい、心身ともに健康な状態になる」という仕組みが私たちのからだには備わっているのです🌸✨
身体のしくみってすごいな…✨
そして、しくみを最大限に生かして使うヨガって、すごいな…✨いつもそんな風に思います。
話が少し長くなってしまいましたが☺
シンプルに、足音が静かになると、こころの中も静かに整ってくるような
そんな感覚は、とても心地よいものです。
ぜひ、どこでもできる「猫足🐾歩き」試してみてくださいね!
🌟「抜き足、差し足、忍び足」的な、“ドロボー歩き”ではないのでご注意ください(笑)
🌟つま先立ちよりは、足裏全体を使って静かに歩く方が“足首の可動域”は整うかもしれません
🌟ヨガ的には、「ムーラバンダ」といわれる身体コントロールの一端です
「やってみたけど、うまくできない(/ω\)」という方は、ぜひ一度スタジオでお声がけください☺。
それでは、また👋
Namasute!
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